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モノ作り日記

2021.08.30

長い間、ご苦労様でした。

立形フライス盤 TK-VS7 武田機械製
スーパーフライス盤 UPM-618 寿工業製

 こんにちは、社長の寺本です。

 私が入社する前から活躍してくれていたこの2台の機械をこの8月末をもって、廃棄処分することにしました。正確にはわかりませんが、たぶん45年くらい動いてくれていました。現在でも精度が必要のない加工はまだまだこの機械を使用する時がありますが、9月に新しい機械を納入するにあたり、設置する場所がなくなったので、私にとっては断腸の思いで廃棄を決めました。

 個人的なことなので詳しくは書きませんが、私を入社した時から知る仲間みたいな感じでして、たくさんの思い出があり、出来れば使わなくてもずっと置いておきたかったくらいです。

 でも間違いなく一番つらいのは、入社してから約45年間ずっとこの機械を使い続けてきた当社の社員のMさんだと思います。Mさんは定年後も雇用を延長して今でも毎日会社に来てもらっています。「技術の寺本」を守り、継承してくれてきた1人ですね。多くを語る方ではありませんが、本当に寂しいと思います。

 機械としゃべれるわけではありませんが、最近導入する機械はどれも0.01㎜の精度が当たり前の中、この機械では0.2mmの精度も出せなくなってきていて、動くのもやっとだったと思います。もしかしたら本当は早くリタイアしたかったのかもしれませんね。長い間、本当にご苦労様でした。ありがとうございました。

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