技術と品質Technology

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品質と技術力へのこだわり

「一流のモノづくり」にこだわり続ける

一流のモノづくりに必要なことは、伝統・技術・設備・徹底した精度と品質管理、そして優秀な人材のすべてが揃っていること、そしてそれらが受け継がれていることが大切であります。
私たちがつくりだす“高精度・高品質”の機械は、創業50有余年という歴史で培い、積み上げた技術で、日本を代表する大手メーカーから高い評価とゆるぎない信頼を得ております。

品質と技術力へのこだわりQuality

精密機械へのこだわりコネクタ自動組立機

豊富なノウハウでさらに進化

コネクタは、携帯電話をはじめTVなどのデジタル家電や自動車など、多彩なアプリケーションに利用されています。

機器の小型化・高性能化・多機能化・高速伝送、ノイズレスで高信頼性など多様なニーズに応えるべく、当社でも更なる小型化、低背化、多極化、狭ピッチなどに向けた技術・製品開発を行ってきました。

長年の経験から蓄積された豊富なノウハウを活かし、業界の技術革新に大きく寄与できるコネクタ自動組立機を作り出していきたいと考えております。

コネクタ自動組立機Connector

匠の技へのこだわりキサゲ加工

高精度を実現する職人技「キサゲ加工」

キサゲ加工は従来、工作機械など摺動面に使われてきました。それは手作業のため、加工時の摩擦熱が発生しにくく、最も歪みが少ない加工であるからです。
当社では、その特性を活かし、より高精度な組立を行う時にキサゲ加工を施しております。

写真をご覧ください。この機械はXYテーブルの上面にθ軸があり、Z軸との直角度10ミクロンが必要です。すべての部品に厳しく公差を入れ、精度よく組立したとしても直角度10ミクロンは到底無理です。最終的にはシムは挟んで組立しますが、隙間があるため10ミクロンを維持できません。しかし、キサゲ加工を利用すればシムなしで10ミクロンの精度が可能になります。

キサゲ加工は職人1人1人の経験と技術力によるところが多く、当社では技術を伝承するため、職人の育成にも力を入れております。

キサゲ加工について

キサゲ加工Kisage

安心の品質管理

精度検査室

精度検査室を設けて、そこで最終検査を行っています。

  • 寸法精度については、画像測定機(ミツトヨ製)及びマイクロメータにて測定を行います。
  • 直角度は精密円筒スコヤー(大西製)にて測定します。
  • 平面度は1m×1m石定盤にて測定します。

精度検査室

組立専用工場

粉塵等の侵入及び温度や湿度の変化・結露等を極力抑えるため、組立専用工場を2つ完全別棟で建設しました。また高精度にプラスしてよりクリーン度を求める機械に対応するため、令和4年12月に第4工場完成。
「設計」×「加工」×「組立」×「電気」のバランスのとれた組織と設備で、高精度短納期、研究開発など様々なお客様のニーズに対応が可能です。

  • 平成18年5月に186m²の組立専用工場(第2工場)を建設
  • 平成27年12月に282m²の組立専用工場(第3工場)を建設
  • 令和4年12月に144m²×高さ8m、クラス10000の組立専用工場(第4工場)を建設

組立専用工場

技術と品質をさらに高めるために

今後はこれらの技術を若い世代に継承するとともに、企業規模の拡大を視野に入れ、人材の積極採用を推し進めていきます。

企業が成長するためには、社員の成長は不可欠です。そのための資格取得のバックアップや人材教育セミナーなど人材の育成にも注力しています。
技術を磨くのはもちろん、人材を磨くことにも力を入れ、高精度・高品質にこだわったものづくりの精神を今後も培っていきたいと考えています。