キサゲ加工とはKisage

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キサゲ加工の必要性

機械で研削された面は歪みやネジレも含めて凸凹となっています。
それを熟練した技術者の手による匠の技術「キサゲ加工」により、金属表面を平らにします。
高精度を要する機械組立こそ、この「キサゲ加工」作業が必要になります。

キサゲ加工

キサゲ加工

キサゲ加工

加工可能な範囲や材質
【範囲】タネ板が1m×1mなので、キサゲ加工最大面積は1m×1mとなります。
【素材】アルミ・ステンレス・カーボングラファイト

キサゲ加工のポイント

Point01

どこにでも平行に、直角に平面を作ることができる

キサゲ加工は平面を移す作業ですので、平面が出ている石定盤等が入る箇所であれば、組立途中若しくは組み上がった状態でミクロンレベルの平面を出すことが可能です。

キサゲ加工のポイント1

Point02

最も歪みの少ない加工である

機械加工では、加工時の摩擦熱により材料の内部応力が発生し、歪みが生じ易くなりますが、キサゲ加工は手作業のため摩擦熱が発生しにくく、歪みが極端に抑えられます。当社では最近、アルミやステンレスに多くご要望があります。

キサゲ加工のポイント2

Point03

摺動面への加工に適している

キサゲ加工によって、平らで滑らかな摩擦の少ない平面を作り出すことが可能になり、高い精度・剛性が必要で振動を嫌うスライド部に適しております。

キサゲ加工のポイント3

キサゲ加工を動画で見る

事例紹介

Z軸を直角にする Z軸を直角にする

アリ溝 アリ溝

オーバーホール オーバーホール

プレス精度:2ミクロン プレス精度:2ミクロン

プレス精度:2ミクロン プレス精度:2ミクロン

カーボングラファイト カーボングラファイト

重量物の側面を直角にする 重量物の側面を直角にする

スライドベース・ガイド・カミソリ スライドベース・ガイド・カミソリ

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