- 2024.08.23
- モノづくり日記
ポロシャツ=ロボット掃除機
こんにちは、社長の寺本です。
休日に家でテレビを見ていましたら、ジャパネットのテレビショッピングでロボット掃除機を販売していました。仕事柄、ロボットは大好きで、こういう物に前から興味があったんですが、たまたま家でゆっくり見れたのと、19,800円という、手ごろな値段だったので衝動買いしちゃいました。
数日後に商品が届きました。家ではロボット掃除機が活躍できそうな広い床がある部屋はないので、30畳ほどある会社の食堂で使う事にしました。早速、箱から出してスイッチを入れると、すごいですね~、テレビで言っていた通り、障害物にぶつかっては進路を変え、またその先でぶつかっては進路を変えと・・・。そのロボットを見る私の目線は、床がきれいになっているかではなく、その動きや進路変更の仕方、それになぜ同じところをなるべく通らないんだろうなど、完全にエンジニア目線でした。
10分ほど見ていてさすがに飽きてきたので、そのあとは勝手に掃除してもらっていたのですが、数時間後には止まっていて、掃除機につけたウエットシートは真っ黒(ちょっと大げさですが)でした。ちなみに高いロボット掃除機ではないので、自分で電源には戻らず、途中で止まっていましたが、それでも大満足です。
仕事柄、性能と価格が気になってしまうのですが、これだけの機能がついて、たったの19,800円なんですね。消費者の方からみれば、19,800円もと思うかもしれませんが、エンジニアのプロの感覚からすれば、たった19,800円で、中にはたくさんの電気部品があり、何点もの部品で構成され、それらが正確に組付けられています。そしてこちらがそこそこ満足するレベルで掃除を完了してくれる、それがたったの19,800円なんて・・・。
私は洋服が好きでブランドの服を買うことがあります。気に入ったポロシャツだと1着20,000円くらいするのもあります。比べるのもおかしいかもしれませんが、(アパレル関係の人が読んでいたらすみません)生地を縫い合わせただけのポロシャツと、すごい機能が凝縮されたロボット掃除機が同じくらいの金額なんて・・・。ロボット掃除機に限らず、大手家電量販店に行くと、テレビや洗濯機など何を見ても、これだけの機能がついて、なんでこんなに安く売ってるのって何年も前から思っていましたが、今回あらためてこういった家電のコストパフォーマンスがいかにすごいのかを感じました。
またまたこんな話になってすみませんが、当社みたいな会社が頑張って技術を向上させているからこそ、お掃除ロボットのみならず、携帯電話や自動車やありとあらゆるものが一般に消費者に安く提供できています。衣類と比べて申し訳なかったですが、あらためて世の中の製造業の技術力には感心させられました。
でも、ちょー割高感があっても、やっぱりオシャレはしたいので洋服は買い続けます(笑)