- 2014.07.04
- モノづくり日記
寺本鉄工が高精度を要する組立が得意な訳!
300mm角×長さ2000mmの板金を研磨してLMガイドを取り付ける。
要求真直精度は2000mmで3ミクロン。
もちろん板金はボックス構造であり、焼鈍、高品質な研磨を施したものであるが、それでもLMガイドを取り付けた真直度はなかなか3ミクロンはでません。他社であれば、シムを使って調整するしかありませんが、シムはあくまでもスペーサーなので、精度が安定しませんし、1ミクロン単位でシムを入れていくのは不可能です。
弊社では、光明丹であたりを取り、キサゲ加工を使って、LMガイドを貼る面を1ミクロン単位で落としていき、最終的に3ミクロンという精度を出します。
これが、寺本鉄工が高精度を要する組立が得意な訳!です。